2010年10月26日(火) 都立新宿高校 出張講義
この日の午後、請われて東京都立新宿高校に出張講義に行ってきました。新宿高校には、私がまだ高校生だった三十数年前にサッカーの練習試合で一度訪れて以来ですから、とても懐かしかったです。ただ、校舎は立派な7階建てに変わっていましたけど。
校門のところに「進学指導特別推進校」と書いてありましたが、これは「進学指導重点校」とはどこが違うんでしょうかね。進路指導の先生に伺えばよかったんでしょうが、内容が内容だけにちょっとはばかられました。
でも、大学進学実績を見るとなかなかのもんですから、結構レベルが高い高校だとお見受けしました。本学の建築都市コースにも何人もの卒業生が来てくれています。
今日の模擬講義には私をはじめ、明治大学、早稲田大学、青学、東京学芸大学、千葉大学、慶応義塾大学など10校から11名の先生が呼ばれていました。どういう規準で大学や学科を選んでいるのか、進路担当教諭に伺ったところ、生徒さんのリクエストとのことでした。その意味では、私の建築都市コースも新宿高校の生徒さんの関心が高いということで、ありがたいことではありますね。
久しぶりに高校の教室に入りました。扉には、私の講義のタイトル「大学の建築都市コースで何を学ぶか」が貼ってありました。でも、プロジェクタのスクリーンは小さくて、ちょっと残念でした(黒板にちょっと見えているヤツです)。
級長?の号令とともに生徒さんが起立して「礼!」の掛け声とともに一礼し、私の講義ははじまりました。何だか、とっても清々しい気分になりましたな。聴講してくれた生徒さんは全部で26名でした。70分の講義はあっという間に終わりました。興味を持って聞いてくれた生徒諸君に感謝します。是非また、本学のキャンパスでお会いしたいものです。